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それぞれの種類と役割は?
ケース
ケースの役割はパーツを最適なレイアウトに固定し、 振動やほこりから PC のダメージを軽減します。 また外部への電気的ノイズの放出を低減する役割もあります。
空気の吸い込み口に取り外し式のフィルターが付いていることで日々のメンテナンスが楽になるように工夫された製品や、 効率的に冷却されるように空気の流れが設計されている製品もあります。
ケースには 拡張性や搭載できるマザーボードのサイズによって多種多様なサイズがあり、 一般的にはサイズが大きくなるほど冷却性能が 向上します。
また、自作PC等で内部に LED を設置している場合などは、ケース側面(サイドパネル)等が透明なアクリルまたは 強化ガラス製の製品を使用することもあります。
CPU
PCの頭脳にあたるパーツです。 CPU の性能が不十分である場合 処理が間に合わなくなる為、動作速度低下を招きます
CPUを使ってるメーカーとしてIntel(インテル)とAMD(エー・エム・ディー)が有名です。
基本的には世代が新しく商品のランクが 高いほど性能が良くなりますが、 価格や発熱も多くなる傾向があります。
メモリ
PC 上で 行う処理の内容を一時的に保存する場所で、人で例えると作業机の広さと似ています。
メモリの容量が大きいほど 一度にたくさんの処理を行うことができます。
メモリは大変速い速度で動きますが、電気が無くなるとデータが消えてしまいます(揮発性メモリ)。
その為、処理した内容は、ストレージ(不揮発性メモリ)に保存する必要があります。
ストレージ
様々なデータを保存するための部品です。種類としてはHDD(ハード・ディスク・ドライブ)や SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)があります。
OS
オペレーション・システムの略です。WindowsやMac OSなどが存在します。
WordやExcel、Edge等のソフトを動かす為に必要なソフトウェアであり、基本ソフトウェアと呼ばれます。
電源ユニット
PSU、パワー・サプライ・ユニット、 電源供給ユニットとも呼ばれます。
PCは直流の電気で作動するため、コンセントに供給されている交流の電気を直流に変換する必要があります。
ノートPC等ではACアダプターを使用したり、基盤内に内蔵されていることが多いです。
自作やBTO(Build to order・ メーカー製品のカスタム注文)製品では規格化された電源ユニットを使用することが多いです。
冷却ファン
PC 内で発生した熱を冷却するためのファンです。 CPUや電源ユニット・チップセット等の高発熱箇所に設置されることが多いです。
CPUファン
CPUは大量に電力を消費する為、それに伴い多く発熱します。
その為、ほとんどの機種では専用の冷却ファン(CPUファンと呼ばれます)が設置されており、放熱板(ヒートスプレッダ)と組み合わせて利用されます。
一部の機種では 大型のヒートスプレッダを設置することでファンレス化したモデルや、ラジエーターを搭載し冷媒を循環されることで 水冷化したモデルも存在します。
ケースファン
外部からの空気を吸い込み、排出します。
ノートPCでは場所に限りがあるため 1つのファンで 吸気・CPU冷却・排気を行っている場合が多いです。
デスクトップPCでは内部の空間に余裕がある為、CPUファンも含めると3個以上が搭載されていることが多いです。
マザーボード
CPUやGPU、メモリなどを差し込むメイン基板です。
対応するCPUの世代 及びメモリのUSBポートの数・管理機能の充実性などにより様々な製品があります。
デスクトップPCに使用されているマザーボードは規格によりサイズが決まっています。
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